2014年4月4日金曜日

過去のWWDCを振り返って今年のWWDCを予想する

Appleは先日、今年のWWDCを6月2日から開催すると告知しましした。ではこの場で何が行なわれるのでしょうか。基本的にアプリ開発者などのエンジニアが参加するイベントであり、消費者向けの製品発表会ではありません。しかし基調講演では毎年iOSやMac OS以外にもAppleは重要な発表をしているのも事実です。


2008年から2010年まで、WWDCの基調講演ではiPhoneの新作(iPhone3G〜iPhone4まで)が発表されてきました。今でも次期iPhoneは6月発表か?なんて噂が出るのはこの影響だと思われます。そして2011年のWWDCではiCloudが発表され、2012年のWWDCではMacBook Pro Retinaモデルの発表がこの場で行なわれています。そして去年のWWDCではMacBook AirとMac Proの新型が発表されました。毎年Appleの主力製品の一翼を担う商品が発表されています。(リンク先はそれぞれ当時の基調講演記事)

では今年はどうなるでしょうか。やはりもうiPhoneの発表はないでしょう。なのでMac関連が中心になりそうです。製品サイクルを考えるとMac miniあたりがリニューアルして発表される番かもしれません。また噂の絶えないMacBook AirのRetinaディスプレイモデルも発表される可能性があります。

そしてやはりApple TVも忘れてはいけません。AmazonがFire TVを発表し、にわかにリビングのテレビを巡る争いが激しくなりつつあります。そこで戦える武器としてAppleが新型Apple TVをぶつけてくることも想定できます。新型Apple TVがiOSアプリにも対応するとの噂もあり、開発者にApple TV対応アプリを作ってもらうためにもWWDCでの発表が一番適しているとも考えられます。僕自身、Apple TVの新型に一番期待しています。

後は順当にiOS8のβ版、OS X 10.10の概要が発表され、それに対応したiCloudやiTunesの新機能の紹介といのを予想します。開催まであと2ヶ月、楽しみに待ちたいと思います。