2013年6月25日火曜日

「ドコモからiPhone?」と報じられた直後にKDDIとソフトバンク株が急落

「NTT副社長がiPhone導入に積極的」、こんなニュースを聞くのは何回目か分からないですが、これが報じられた昼休み以降、ソフトバンクとKDDIの株価は急落しています。iPhoneは「噂」だけでも企業の経営に影響する機種であることが改めて確認できる動きとなりました。

日経平均とも連動していますが下げ幅は大きくなっています
出る出る詐欺といわれて久しいドコモのiPhoneですが、僕は次期iPhoneがドコモから発売される可能性は高い、と予想しています。またLTEの対応周波数もドコモにも都合のいい周波数に対応してくるのでは、と予想します。

結果としてMNPで苦戦を続けるドコモは一気に勢いを取り戻すチャンスを得そうです。実際、今ソフトバンクやauでiPhoneを持っていても、ドコモからiPhoneが出れば迷わずMNPって考える人も多いでしょう。MNP特典があればなおさらです。僕もドコモから出ればMNPを視野に検討すると思います。

ただiPhoned導入後はドコモも苦労しそうです。自社のネットワーク向けに完全にはチューニングできないiPhoneの挙動はネットワークに負担をかけます。しかも発売直後から相当数のiPhoneが流通することになりそうで、偏った負担が発生する可能性があります。ソフトバンクもKDDIもiPhoneの偏った通信(特に2.1GHzのLTEの通信)に相当苦労しています。ドコモもその仲間に入ってしまうのでしょうか。

とりあえず9月の次期iPhone発表は要注目です。